■■■================================================■■■ 。.:*゜・☆*゜日本の古本屋メールマガジン・*:.☆.:*..*。 。.:*゜・☆*その27・5月30日号・*:.☆. ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ このメールは日本の古本屋会員の方で、メールマガジンの配信を 希望された方にお送りしています。 ご不要な方の解除方法はメール下部にございます。 【日本の古本屋】は全国660書店参加、データ370万点掲載 の古書籍データベースです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆INDEX◆ 1.自著を語るその5・「二十代最後の日々のドキュメンタリー」 2.国立情報学研究所・オープンハウス開催 3.「古本屋が書いた本」展目録 通信販売のお知らせ 4.明治古典会七夕大入札会 5.日本の古本屋即売展情報 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「自著を語る」コーナー、今回は山路和広さんの「フライング・ ブックス 本とことばと音楽の交差点」について語っていただき ました。 古本屋+カフェ+イベント・スペース=フライング・ブックス。 そんな不思議な店の立ち上げから、音楽に関する活動までを綴っ た幅広い内容のドキュメンタリーです。 ■二十代最後の日々のドキュメンタリー■ 本を出すことになるとは思ってもみなかった。 雑誌等への寄稿経験はあったものの、まとめて文を書くのはまっ たくの初めて。昨年の一月、晶文社の中川さんから「山路君、本 を書かない?」とお話をいただいた時は正直言ってどうなること か想像もつかなかった。 日記形式で綴った執筆期間の昨年は大きなイベントが重なった。 CD制作・流通の音楽レーベルFLY N'SPIN RECORDS(フライ・ン・ スピン・レコーズ)の立ち上げ、古書組合南部支部の三十五周年の 記念式典や、マガジンハウスでの初のバックナンバー・フェア、な どなど。他にも一昨年にオープンした、カウンターでコーヒーやワ インが飲める古本屋Flying Books(フライング・ブックス)では月 に一回の割合で様々なジャンルの催しを行ってきたし、主宰するイ ンディーズ出版のSPLASH WORDS(スプラッシュ・ワーズ)の新作も 発行した。 こうして実感もわかないまま、二十代最後の日々を勢いにまかせて 綴り、この春やっと完成したのが『フライング・ブックス 本とこ とばと音楽の交差点』。振り返ってみると詩集、CD、写真帖など モノ作りからイベント制作、店作りのドキュメンタリーのような本 になった。 また、ジャンルが多岐にわたり、登場する本や雑誌もタイトルだけ ではわかりづらいので、キャプション欄を設け、本やCDのジャケ ット画像から、お気に入りのカフェや古本屋のアドレスまで300 以上の項目を作成した。 この本がどんな人に読んでもらえるのかまだイメージが湧かないが、 これから何かを始めようとしている同世代や、より若い世代の人た ちの参考になれればうれしい。 ■『フライング・ブックス 本とことばと音楽の交差点』■ 著者 山路和広 晶文社刊 A5判、256P、 定価1995円(本体1900円) ISBN:4-7949-6660-1 6月初旬発売 http://www.shobunsha.co.jp/ I カフェ巡りと詩集『ふりつづく砂の夜に』 (2004年1月末?3月:SPLASH WORDSの新作、長沢哲夫さんの 詩集『ふりつづく砂の夜に』の制作から完成まで。) II フライング・ブックスの作り方 (唯一日記形式ではなく、一昨年Flying Booksをオープンさせる までの道のりを振り返る。) III フライ・ン・スピン・レコーズ始動、SUIKA発進! (4月?7月初:音楽レーベルの立ち上げ、念願のCDリリース までの道のりを中心に。) IV フジ・ロック・フェスティバルとマガジンハウス 「ROOTS&NEXT」 (7月?9月:四年ぶり、初めて出演者側で参加したフジ・ロック・ フェスティバルや、渋谷タワーレコードでのコーナー制作、初の マガジンハウスでのバックナンバー・フェアを実現するまで。) V ブック・トリップ・イン・アメリカ (9月:本と人、三年ぶりのアメリカ西海岸縦断古書買付旅での 出会い。) VI 写真帖『REWIND』と『ビート・カタログ』 (10月~1月:古書組合南部支部三十五周年の記念写真帖制作と、 来日したビート詩人、ゲーリー・スナイダーとの交流など。) ■山路 和広(やまじ・かずひろ)■ 1975年東京都生まれ。古書サンエーの三代目。 2003年、東京・渋谷にカフェ&イベント・スペースを兼ね備えた Flying Books(フライング・ブックス)をオープン。 音楽レーベルFLY N’ SPIN RECORDS、出版SPLASH WORDSを主宰。 古書のコーディネート、イベント制作を軸に新刊書店、レコード店、 インテリア・ショップ、アパレル、出版社等と既存の枠に捉われな いコラボレートを続けている。 http://www.flying-books.com --------------------------- ■国立情報学研究所オープンハウス■ 日時 6月2日(木)13:30~18:30 6月3日(金)12:15~17:00 場所 国立情報学研究所(千代田区一ツ橋2-1-2学術総合センター内) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 国立情報学研究所をご存じですか? 幅広い情報学に関する研究を行っている、国立の機関です。 愛書家の方のなかでは『Webcat』や『WebcatPlus』などの仕組みを 作成・運営している機関として、なじみ深いかもしれません。 この国立情報学研究所が研究所の研究活動及び研究成果を、広く社 会の方々に知っていただくために、オープンハウス(一般公開)を 上記の要領で開催いたします。 プレプログラムとして、6月2日には、千代田ITフォーラム「漫画 ×映画~コンテンツビジネス最前線」が開催されたり、千代田の森 オルケスタ(市民オーケストラ)によるコンサートなどのイベント も予定されております。 発表展示では普段なじみの薄い『情報学研究』と言われる様々な研 究がパネルやデモにより、分かりやすく展示されます。 日本の古本屋を運営する東京都古書籍商業協同組合も、この展示に 参加いたします。 もちろん、入場は無料です。ぜひ、ご来場下さい。 入場は無料ですが、参加には事前のお申し込みが必要ですので、詳 細・お申し込みは国立情報学研究所HPをご参照ください。 http://www.nii.ac.jp/index-j.html --------------------------- ■平成17年度 明治古典会七夕古書大入札会■ 作家の自筆原稿、初版本から映画ポスターまで二千点を超える 最も歴史ある古書のオークション! http://www.kosho.ne.jp/~meiko/ 一般下見展観日(一般の方もご入場出来ます。) 日時:7月8日(金)、9日(土)午前10時?午後6時まで。 場所:東京古書会館 すべての出品物をお手にとってご覧になれます。 詳細は、上記アドレスおよび、次号メールマガジンにて! お問い合わせ先: meiko@kosho.ne.jp --------------------------- ■「古本屋が書いた本」展目録■ 2005年4月21日から4月24日まで東京古書会館にて行われました 「古本屋が書いた本」展に合わせて目録を発行いたしました。 http://www.kosho.ne.jp/event/chosaku.htm B5判、52ページ、700点以上もの著作を掲載。 1部500円(+送料210円)。 まだ残部がございますので、ご希望の方は、本代500円+送料210円 合計710円分の切手を同封のうえ、郵便番号、住所、氏名、電話番号 を明記のうえ郵便にて下記までお申し込み下さい。 【お申し込み先】 101-0052 東京都千代田区神田小川町3-22 東京古書組合・広報部 まで。 --------------------------- ■日本の古本屋 即売展情報■ 6月~8月の即売展情報。 http://www.kosho.or.jp/servlet/sokubai.ksB001 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 日本の古本屋バックナンバーは以下のURLからご覧いただけます。 見逃したメールマガジンはここからチェック! 【バックナンバーコーナー】 http://www.kosho.ne.jp/melma/ 次回は2005年6月下旬頃発行。 「自著を語る」コーナー、来月は「古本道場」、 角田光代さんの登場です!お楽しみに! 。.:*゜・☆*゜本を売るときは、全古書連加盟の古書店で。☆*.:*゜* *全古書連は全国古書籍商組合連合会の略称です。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 日本の古本屋メールマガジンその27 2005.5.30 【発行】東京都古書籍商業協同組合:広報部・事業部・TKI 東京都千代田区神田小川町3ー22 東京古書会館 E-Mail melma@kosho.ne.jp(メールマガジン専用) URL http://www.kosho.or.jp/ 【発行者】 広報部:中野照司 藤原栄志郎 事業部:田中隆志 TKI :岩森正文 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
