住宅第6集

テキスト フランス語
バウハウス前夜、近代建築運動においてモダンデザインの先駆けとなった、ベルギーのアンリ・ヴァン・デ・ヴェルデを解説する。印象派の絵画やウィリアム・モリスのアーツアンドクラフトに影響を受け建築と装飾の統合を研究していたヴェルデが、モダンデザインを促すようになるまでに残したドローイングなどを収録し、その展開をたどっていく。

テキスト フランス語
近代建築以前、20世紀フランスを支えた建築家をダイジェストで紹介、ドローイングや写真を付し解説する。

■収録人物
Anselmi Alessandro
Atget Eugene
Beaudouin Eugene
Bechmann Lucien
Bonnier Jacques
Bonnier Louis
Bourdais Jules Desire
Bouwens Van Der Boijen
Bovet Georges
Carlu Jacques
Charpentier Louis Marie
Dubreuil Andre et Hummel Roger
Expert Roger Henri
Garnier Tony
Krier Leon
Kyriacopoulos Jason
Laprade Albert
Laverriere Alphonse
Lebret Paul
Lefort Georges Robert
Mallrt Stevens Robert
Marmey Jacques
Martinuzzi Francis
Miquel Louis
Montes Fernando
Moreau Jean Belizaire
Moreau Rene
Niermans Edouard-Jean
Niermans Jean et Niermans Edouard
Polti Julien
Pottier Maurice
Redon Gaston
Ruhlmann Jacques Emile
Sauvage Henri
Societe Academique DArchitecture
Sue Louis

カバーヤブレ、小色褪せあり

テキスト フランス語
20世紀初頭のプラハで生まれたチェコ・アヴァンギャルドは、芸術運動を超えて建築、国の社会問題としての住宅設計や公共建築にどのように影響を及ぼしたのか。図版を交えながら包括的に解説されている。

■目次
・introduction
　「未知の国の建築家たち」
・chapitre 1
　チェコ近代の基礎
・chapitre 2
　チェコキュビズム
・chapitre 3
　グループ専門職団体
・chapitre 4
　デヴェシル現代文化協会
・chapitre 5
　詩的主義と構成主義
・chapitre 6
　海外におけるチェコ・アヴァンギャルドの注目の中心
・chapitre 7
　「Novy Dum」ブルノの新しい家 1928
・chapitre 8
　個人住宅はタブーな話題なのだろうか？
・chapitre 9
　「コモンハウス」の理論モデル
・chapitre 10　
　「レヴァ・フロンタ」
・chapitre 11
　実践条件
・chapitre 12
　公営住宅
・chapitre 13
　機能主義への焦点

■特集 住宅13題
ヴァルター・ピヒラー
鍛冶屋の隣の住宅
デイヴィッド・チッパーフィールド
ガリシア海岸の住宅
ペリフェリック・アルシテクト／
エマニュエル・マリンートロッタン・アンド・デイヴィッド・トロッタン
MRハウス
アジャイ・アソシエイツ
ダーティ・ハウス
ヴィール・アレッツ
ヘッジ・ハウス
ウルフ・ア－キテクツ
ダブル・ハウス
ベアルス＋デプラゼス・アーキテクテン
メウリ邸
EM2Nアーキテクテン
スイス・アルプスの別荘
ロルフ・フラー・アンド・クリストフ・ロッシェ
シグリアナ183ビルディングの離れ内部のロッシェ・スタジオ
マ－ロン・ブラックウェル・アーキテクト
キーナン家のタワー・ハウス
ホットネン・アンド・リパスティ
ヴィラ・リィナンマーキ
ディルク・ヤン・ポステル
ブルゴーニュのサマー・ハウス
リチャード・マイヤー
ラチョフスキー邸
■特集 アイルランドの8組の建築家
エッセイ：「痕跡が残されたまま見捨てられた土地－－アイルランドの建築家8組の作品
に寄せる序論」シェーン・オトゥール
ドミニク・スティーヴンス
インビトゥイーン・ハウス
デ・ブラカム・アンド・マーハー
メイヌース城
アントン・マックガワン・アーキテクツ
ドネゴール県議会のためのレタケニー地域のオフィス
マッカロー・マルヴィン・アーキテクツ
タバカリーの市民オフィスと図書館
デルモット・ボイド・アンド・ポール・ケリー
ラスミネスの3つの家
シェイラ・オードネル＋ジョン・トゥミ
レタフラック家具大学
スコット・タロン・ウォーカー
グールディング・ハウス
サイモン・ウォーカー・アーキテクツ
デーン・ハウス

印あり

■特集　建築とエンジニアリング　オーヴ・アラップ・アンド・パートナーズの世界
建築的なるもの　宇野求
・PART 1　建築家とエンジニア
対談
建築の世界　レンゾ・ピアノ×宇野求／テクノロジーと建築　伊東豊雄×ジョン・ソーントン／エンジニアリングは科学ではない　菊竹清訓×トニー・フィッツパトリック
・PART 2　オーヴ・アラップ・アンド・パートナーズの軌跡
オーヴ・アラップ・アンド・パートナーズの歴史　ジャック・ズンツ／バルーンを飛ばす人アロプ　三上祐三／オーヴ・アラップ・アンド・パートナーズと日本　マイケル・シアズ／オーヴ・アラップ・アンド・パートナーズと未来　ロバート・フランク・エマーソン
・PART 3　オーヴ・アラップ・アンド・パートナーズのプロジェクト
日本／アメリカ／オーストラリア／香港
・PART 4　建築とエンジニアリングを語る
インタビュー
ウィリアム・オールソップ／リカルド・ボフィル／ジョン・チャトウィン／レム・コールハース／ディビット・ネルソン／ジェームズ・スターリング／ジェイミー・トラウトン／フィリップ・コックス／セシル・バルモント／ジョン・ソートトン／クリストファー・ワイズ／フィリップ・ディリー＆アリスター・ガスリー／トニー・フィッツパトリック／ジャック・ズンツ／マルティン・マニング
・建築におけるエンジニアリングの未来　斎藤公男

■特集　
スペース・ファニチュア
［作品］
・連続アーチにディスプレイ什器を埋め込んだ白い洞窟的空間
ORIHICA クライン ダイサム アーキテクツ
・箱型の収納家具でゆるやかに仕切られた一室空間住居
箱の家-64〔Ｙ邸〕 難波和彦＋界工作舎
・黒の空間全体を覆う構造システムとしての家具＝棚
ヒムロハウス 小嶋一浩／C+A
・本－棚－構造のヒエラルキーを消し去ったミニマルな建築システム
上原の家 みかんぐみ
・空間に溶け込むフィージブルな家具
笹塚の家(alumi-nouveau) 中山薫＋盛勝宣／FISH+ARCHITECTS
・家具寸法、作業寸法をパラメーターとして形成された抽象的空間
ＡＲＳ 北川原温建築都市研究所
・空間を緩く分節し、多様なアクティヴィティに対応する「家具的な仕掛け」
戸田市立芦原小学校複合施設 小泉雅生／C+A
・建築と家具の境界を曖昧にするモデュール化された構造躯体と家具
habitatio T 武山肇＋辰野智子／辰野武山建築設計事務所＋池田昌弘／MIAS
・細部から発想する「しつらえ的」手法による家具＝インテリア
S-house インテンショナリーズ
・一室空間を豊かに演出するワッフル状ユニットと可動家具
お台場のワッフルハウス 田井幹夫／アーキテクト・カフェ
・建築の構造体としての家具＝本箱ブレース
本箱ブレースの家 アトリエ・天工人
・カタチある内部空間を生み出す家具とカタチを表現する家具
下田眼科クリニック 馬立歳久＋遠藤克彦
■第36回建築文化懸賞論文入選発表
課題＝インテリアデザインの可能性　審査員＝青木淳
・審査評　青木淳
・下出賞　　ぶぶんからも 井坂幸恵
・佳作　　インターエリア(inter-area) 瀬山真樹夫
・佳作　　骨や皮ではない、果肉の感じ小林太加志
■CD-ROM収録作品　
［特集］
クライン ダイサム アーキテクツ／難波和彦＋界工作舎／小嶋一浩/C+A／中山薫＋盛勝宣/FISH+ARCHITECTS／北川原温建築都市研究所／小泉雅生/C+A／武山肇＋辰野智子/辰野武山建築設計事務所＋池田昌弘/MIAS／インテンショナリーズ／田井幹夫／アーキテクト・カフェ／馬立歳久＋遠藤克彦／慶應義塾大学第二研究室 万来舎

印あり

■目次
・特集1 トランスワールド・トラヴァーシング
　多層構造によるインターナショナル・コンペティションの記録 原広司
　論文：ふたつの帯のフィールドワーク 原広司
　ラ・ヴィレット公園／バリ国際設計競技 小嶋一浩
　・特集1 バスティーユ・オペラ座／パリ国際設計競技 藤木隆明
　メディアパーク都市計画構想国際提案競技 工藤和美
　新梅田シティ開発計画プロポーザル 中谷俊治
　モントリオール国際都市 郷田桃代
　ベルリン・フリードリッヒシュタット・パッサーゲン設計競技 河瀬行生
　JR京都駅改築設計競技 八重樫直人
　多層構造の展開と実践：見えない「層」に向けて 構想と創造 曲渕英邦

・特集2 新たなシティ・メッセージ 福岡ネクサスワールドを巡って
　伊東豊雄、スティーブン・ホール、レム・コールハース

・特集2 TOPICSシンポジウム 現代史における前川國男の位置
　　鈴木博之、宮内嘉久、長谷川尭、大宇根弘司、北沢恒彦

・回路装置としての建築 石田敏明
・綱島の家 石田敏明建築設計事務所
・富士裾野の山荘 石田敏明
・Aプロジェクト 石田敏明
・Kプロジェクト 石田敏明
・論評：フレーム・ヴォリューム・ヴォイド 松永安光
・白石島国際交流ヴィラ 船木澄子
・新見営林署庁舎 新田正樹建築設計工房
・天城ドーム 天城湯ヶ島町立総合体育館 橋本交隆設計室
・熊本市営新地団地A第I期 早川邦彦建築研究室
　反復から多様性へ 早川邦彦
・作品 横浜国際平和会議場(パシフィコ横浜) 日建設計

テキスト 日本語／英語
日本においてランドスケープデザインに光が当てられることも増えてきた1980年代に設計された50点余の作品を通して、日本のランドスケープデザインの主張を読み解く特集号。

■座談会
環境創造―日本における今日的課題とその断面
井手久登×池原謙一郎×樋渡達也×丸田頼一×小林治人×内藤恒方

■作品
生活とランドスケープ　13題
都市とランドスケープ　23題
レクリエーション　14題