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絵本の視線と空間 附・絵本に関する文献目録

ハナ書房

¥5,090

  • 著者 絵本表現研究会 編集・制作
  • 出版社 武蔵野美大美術資料図書館
  • 刊行年 1993
  • ページ数 138p
  • サイズ 12.5x24cm
  • 解説 目次
    絵本の視線と空間
    I. 絵本表現の変遷
    II. 絵本に表現された視線
    チャールズ・キーピングの世界
    『まどのむこう』のうしろがわ
    III. 視覚表現の記
    Ⅳ. 時間と空間の文法ー絵本とアニメーション
    V.コンピュータによる絵本の新たな展開
    対話とイメージ
    絵本に関する文献目録

    絵本の視線と空間
    「絵本の視線と空間」 と題したこの展示は、やや気どったいい方を
    すれば、これまでの絵本展とは少し異なった視点からとらえて考察
    し、提示しようという試みである。 絵本というと、 まず挿し絵入り
    本、子どもの本といった認識が一般的だし、 どちらかといえば、 視
    覚芸術のなかでも周縁に位置してきた。
    しかし、現代の絵本は、 実に様々な表現の工夫や実験を試みたもの
    が多く、 想像をはるかに越えた表現の豊さと広がりを持ったものが
    たくさんある。
    絵本は絵を中心にした表現である以上、 絵画やイラストレーション
    との関連が大きいことは当然としても、本の形式を取ること、 連続
    した絵物語の展開、いわゆる時間と空間の連続的な表現性を伴うこ
    とで、 独特の表現の形態と方法論を創りだしてきた。
    絵本には、 単純に絵の本、 絵物語といった図式だけでは到底判断で
    きない要素がある。 文と絵が同等の役割を持ち、創り手が提示する
    視覚的なイメージが、 読み手と呼応してはじめて豊かな創造的世界
    を繰り広げることができる。
    絵本は連続する画面で構成される。 この構造が一枚の絵にはない、
    連辞的な時間と空間の展開を持つことになる。 絵本は、限られた
    ページの中である一定の時間や空間を組織化し、 イメージやストー
    リーが表現されている。 また、 時間の表現を取り扱うことで、おの
    ずと視点の設定や視点の動きも重要な意味を持ち、場面の転換や連
    結にも独自の文法を伴った構成が試みられてきた。そして、そこに
    表わされた視線は、作家の根本的な発想や考え方と深く関わってお
    り、視覚言語や視覚コミュニケーションの本質に触れる表現手法を
    内在している
    (少ヤケ)

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TEL:06-6353-1487
FAX:06-6353-1487

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書籍商 ハナ書房

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