私の常識哲学 <講談社学術文庫>

￥500

• 著者 人間如是閑をほうふつさせる軽妙洒脱な語り口の放送講演集。日本の代表的ジャーナリストである著者は本書の中で、氏一流の説得力ある常識哲学に照らして、真の哲学とは観念的でなく、経験的、行動的なもの、つまり「人生いかに生きるべきか」でなく、「まず生きなさい」とその本質を説き、人間らしい生き方とは何か、真に創造的な文化とは何かを簡明直截に述べている。歯に着せぬ氏の警世の書として、その評価は重厚、新鮮である。　目次:●一、生活の常識 ●二、生活の哲学 ●三、文化とは何か ●四、言葉の文化について ●五、衣食住の文化 ●六、生活の科学と哲学 ●七、文化的民主主義 ●八、生活と芸術 ●九、生活の倫理 ●十、娯楽文化 ●十一、娯楽の健全性 ●十二、生活の教育 ●十三、生活の宗教 ●あとがきに代えて ●解説…田中浩　
• 刊行年 昭62
• 解説 文庫版　302頁　第1刷　講談社刊　長谷川如是閑/著　カバーと表紙に剥がし跡有　天地小口に少焼け・少シミ　本文に少朱線引き有　定価780円
• 販売条件等 20210111YS5＜棚-104＞