ドイツ語洋書　エーディト・シュタインの哲学に関する研究: 国際エーディト・シュタイン・シンポジウム・アイヒシュテット 1991【Studien zur Philosophie von Edith Stein : Internationales Edith Stein-Symposion Eichstätt 1991】＜Phänomenologische Forschungen = Phenomenological studies = Recherches phénoménologiques＞

アブストラクト古書店

￥5,800

著者 Beiträge von Ernst Wolfgang Orth ... [et al.] ; herausgegeben von Reto Luzius Fetz, Matthias Rath und Peter Schulz
出版社 K. Alber
刊行年 1993年
ページ数 369 p.
サイズ 20.2x12.6x2.3cm
ISBN 3495477659
状態並
解説ペーパーバック
表紙に若干のスレ、角に微小な折れ、天に小汚れが有ります。

●エーディト・シュタイン（Edith Stein, 1891 - 1942）ドイツの哲学者(フッサールの直弟子)、カトリック教会の聖人。修道名：十字架の聖テレサ・ベネディクタ。
ユダヤ人商人の家庭で生まれ、幼少期に父親を亡くし、母に育てられました。若い頃、彼女はユダヤ教を放棄し、無神論者となりました。大学でフッサールに師事し、1916年「感情移入の問題」の論文を発表して、哲学博士号を授与されました。
その頃、カトリック教に惹かれ、1922年1月1日に洗礼を受け改宗しました。特に現象学者で改宗ユダヤ人アドルフ・ライナッハの影響を受け、信仰を取り戻したとされています。
1933年にはナチスの反ユダヤ主義の法律が成立し、エーディト・シュタインは教職を追われました。1934年にはケルンのカルメル会の修道女となり、十字架のテレジア・ベネディクタの修道名を受けました。
しかし、ナチスの迫害から逃れることはできず、エーディトはオランダに亡命しましたが、捕らえられてアウシュヴィッツ強制収容所に送られ、1942年8月9日に姉のローザと共にガス室で殉教しました。
1998年10月11日、ヨハネ・パウロ2世によって列聖されました。
日本語訳書に『現象学からスコラ学へ』『国家研究』『エディット・シュタイン小伝と手記』『有限存在と永遠存在: 存在の意味への登攀の試み』があります。

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