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加瀬進 編著、日本知的障害者福祉協会、2005年、121p、26cm

表紙ヤケ。小口少ヤケ。奥付に個人印あり。
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本書では次のような構成を取ることにしました。
Iの「基礎編」では、まず私たちの発信の骨格をまとめました。 即ち1年あまりの
共同研究を通して 「行動援護」というサービス類型に込めようとした意図、具体的な
サービスのイメージ、対象者をめぐる議論と枠組み、 サービス提供におけるモラルの
問題を整理しています。 コラムでは保護者の立場からご意見を頂戴しました。
IIの「技法編」では、これまで十分には言語化されず、支援者間で共有されず、そ
の結果として「行動援護」類型を必要とする人たちを作り出してしまったかもしれな
いという問題意識から、 行動援護に求められる技法を、基本的な視点と理解、支援開
始のための準備、支援の展開、 支援技術の積み上げという流れで解説しています。 少
しでもわかりやすくしようという想いから作成した図解とあわせ、ここは是非、新人のヘルパーをはじめとするサービス提供者の皆さんに読んで頂きたい部分であり、ま
たベテランのヘルパーやサービス提供者、専門的な研究者の諸氏からも忌憚のないご
意見をいただきたいと思っています。
Ⅲの「仕組み編」では、「行動援護」の立ち上げと展開に必要であると同時に、今
後とも地域生活支援システムとして整備して行かなくてはならない 「仕組み」につ
いて、申請から支給決定に至る流れ、 個別支援計画 (居宅介護計画)、 相談支援体制、
調整会議、研修という事項別に解説しています。 この部分については障害者自立支援
法案の動向、具体的な施行準備の進行に伴って変わっていくことが予想され、新しい
情報と照らし合わせながら読み進めて頂ければ幸いです。 なお、 行動援護の立ち上げ
方略に関する解説も試みてみました。
Ⅳの 「今後の課題と展望」 は読者の皆さんへの発信であると同時に、私たち一人ひ
とりに向けた今後の作業課題の提起でもあります。 急ピッチで進められる障害福祉
サービス改革ですが、 実践の展開 共有 検証 提案というプロセスを確実に、かつ
タイムリーに行うことで国レベルの施策に最前線のリアリティを少しでも注入した
いものです。
V の 「資料編」 には 「行動援護」新設に至る経緯の整理、「行動援護」に関する、、、以下略

西村洋子, 太田貞司 編著、光生館、2008、21cm、194p

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