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A4版　129頁　並本

いなせな
東京は江戸の面影を残した町である。下町の表通りを一つはずれ
て、細い路地に迷い込むと、思いがけないところで江戸情緒と出会
うことができる。庶民的な町並みと人懐っこい人々。江戸っ子の
住む町は、奇妙な懐かしさと居心地のよさを与えてくれる。
ふと足を止めると、どこからか槌音が
聞こえてくる。そう、東京は職人の町
でもある。浅草の町を、深川の通りを、
かつては半綴て、肩で風を切っていた
職人たち
であろう職人たち。江戸時代に花開いた元禄文化、文化文政の頃の
町人文化を影で支えていたのは、粋でいなせな職人たちだった。
時は流れ、江戸が東京になり、世界に冠たる大都市になった現在、
下町から多くの職人がいなくなってしまった。
しかし、少数だが、江戸の職人たちの技術と伝統を受け継いだ、平
成の江戸職人たちが残っている。しかも昔ながらの手づくりの方法
て、質の高い仕事を続けている。そんな職人さんの仕事場に江戸を
探しに行った。
江戸職人粋のわざ

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手馴草風流譚 / 中村清兄
特集② 仙仙囍遊彩譜 / 梶山俊夫 ; 後勝彦
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瞑想の陶磁女人-ファンス・フランク / 海上雅臣
りんごの木の下で=バイオリンを作る小沢僖久二さん
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供華の旅-太陽への伝言 / 難波田史男 ; 松永伍一
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[文化学園服飾博物館コレクション2]うつせみの美-囊物 / 後勝彦
わが物心帖 / 永田耕衣
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猫さんがいちばん=八鍬真佐子の猫との暮し / 八鍬真佐子 ; 山田久米夫
反逆の美学=ダダイスムの雑誌 / 藤本毅
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書斎望想記 / 山下武
oh!モダーン1910年製の新しき精神-真崎直さん / 城戸和幸
[書物随筆]署名のある紙礫 / 谷澤永一
銀花萌芽帖
書物雑記
柿右衛門の皿見つけた!パリのレストランで / 見田盛夫
[道楽散歩]山の手の下町・麻布十番遊覧
季刊「銀花」既刊内容の紹介
読者からの手紙
むだ書き / 寺澤民子