読売新聞大阪本社社会部 編、潮出版社、昭和47年9月、373p、19cm
初版 カバー付 カバー背少色アセカバー両目Rンヤケ無し 本体三方経年ヤケ 線引き無し 書き込み無し 石ロ見返しに、記名あり 保存状態良好です。
右翼活動家である私がもっとも影響を受けた書。まだ大学生だった頃(もう30年以上前になるが)、古本屋でこの本を目にし、早速購入しむさぼるように読んだ。最後のページが近づくにしたがって、終わるのが名残惜しいという気になったのはこの書のみ。内容が濃かった。この本の影響を受けて政治運動の世界に入ったと言ってもいい。私が小学生だった頃、三島事件(昭和45年)と連合赤軍あさま山荘事件(昭和47年)が起きどちらも衝撃を受けた。結果的に右翼の道に進んだが、より衝撃を受けたのは後者だった。ほとんどの本は読み終わると古本屋に処分したが、この本は「初心にかえる」という意味で現在も保存している。
●とても読みやすく、狂気の大量リンチ殺人事件に至る過程が良く理解できます。