アラン・シリトー 著 ; 丸谷才一, 河野一郎 訳、集英社、昭和44年4月、237p 図版、20cm
初版 カバー ビニールカバ付 カバーヤケ無し ビニールカバーの背ヤケ 本体天と小口少点シミ 本体散歩衣装ヤケ 線引き無し 書き込み無し 後ろ見返し上部に年月日の書き込みあり 保存状態並本です。
作者自身が労働者階級の生まれだからか、主人公の育った環境や生活感がリアリティに溢れている。
わたしがこの作品に最初に触れたのが中学生のとき。読書感想文の課題図書だったと思う。
この物語が、それに的確かどうかは別にして、強烈な衝撃を受けたのを鮮明に記憶している。
50歳間近になって改めて読み返してみても、そのときの感動が蘇ってくる。
わたしの人生を変えた本、と言っても過言ではない。
このレビューは、物語の内容にまったく触れていない。
だから、ぜひ読んで欲しい。出来れば【土曜の夜と日曜の朝】も。