小島憲之 著、新潮社、昭和59年1月、264p、20cm
初版 カバー 帯付 カバーヤケ無し 帯ヤケ無し 本体三方ヤケ無し 線引き無し 書き込み無し 保存状態良好です。
第1 「赤野」―『航西日記』にみる鴎外の“剽窃”
第2 「望断」―それは誤読の発見に始まった
第3 「繁華」―青森の花柳の巷はいつ焼けたか
第4 「青一髪」―東の詩人頼山陽と西のワーグナー楽劇
第5 「易北」―『独逸日記』、魂飛ぶ先の女性たち
第6 「妃嬪」―ベルリン七首と碧灯車上の客
第7 「涙門」―舞姫エリス、『還東日乗』の虚実像
第8 「葫蘆」―わたしを悩ませた『小倉日記』の語群
第9 「舂く」―『うた日記』のあや 万葉語と漢詩語
第10 「暗愁」―大正天皇詩集とハルピン駅頭の伊藤博文
第11 「今夕」―ことばは揺れる 失われた明治の詩嚢