ソーロー 作 ; 神吉三郎 訳、岩波書店、1991年12月、410p、19cm
初版 カバー 帯付 カバーヤケ無し 帯ヤケ無し 本体賛否う少点シミ 線引き無し 書き込み無し 保存状態良好です。
「森の生活」はいろんな翻訳が出ているが、これが一番いい。新しい岩波のやつは直訳っぽくて好きになれない。42ページ〜43ページの「何かすべき仕事をとうとう見出した人は、それをするために着る新しい服を手に入れることを必要としないだろう。いつからともなく屋根裏でほこりにうもれていた古いやつで結構である。」「もし諸君が眼の前に何か新しい仕事をもっているなら、古い服でそれをこころみてみたまえ。すべての人は『それをもって』なすべき何物かではなく、『なすべき何物か』を欲しているのだ。」というところとか、新しいやつだとかなりつまらない書き方だったように思う。