松崎欣一、慶應義塾大学出版局 福澤研究センター叢書、1998(平成10)年
初版 カバー -明治初年以来四半世紀にわたって行われた福澤諭吉と慶應義塾に関わる人々による「演説」と「演説会」の実践の跡を当時の新聞記事や活動記録などから丹念にたどった大著。(紹介文より) 5章 -はしがき/第1章 「演説」の創始-福沢諭吉の演説観、第2章 三田演説会の創設と展開、第 3 章 慶應義塾系演説会、第 4 章 明治十年代前半期慶應義塾入社生の軌跡、第 5 章 付論(鎗屋町講談会について、薫誘舎演説会について-加藤政之助宛福沢書翰の背景、J・R・ブラックとH・J・ブラック、『通俗国権論』の周辺-著作・演説・書信、E・S・モース宛福沢書翰について、福沢諭吉の演説記録「功名論」について)/あとがき