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僧侶と哲学者 : チベット仏教をめぐる対話

僧侶と哲学者 : チベット仏教をめぐる対話

書籍データ

Le moine et le philosophe

著者名:ジャン=フランソワ・ルヴェル, マチウ・リカール 著 ; 菊地昌実, 高砂伸邦, 高橋百代 訳他の作品を見る

出版社:新評論

発売日:1998.10

364p 22cm

ISBN:4794804180

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僧侶と哲学者 : チベット仏教をめぐる対話 チベット仏教の神髄を知る恰好の書、科学と宗教をめぐる異色の親子の白熱討論! フランスの哲学者ルヴェルは、哲学者とは本来、ソクラテスのように知恵の体現者であり実践者であったはずなのに、現代の哲学も科学も生きる知恵には無関心であることを率直に認める。そして、仏教が西欧で強い関心の的になる背景には、この空白を埋めたいという願望があると考える。彼は、前途洋洋の分子生物学者の道を捨ててチベットの高僧の下で修行した息子リカールと、真摯な議論を交わす。彼によれば、西洋思想の基軸は、意識ある主体としての人間の自立性の確立と、人間による世界への働きかけであり、17世紀以降、みなが歴史の進歩を信じてきた。 完全に行き詰まった世界の現状を前にして、仏教はわれわれに何を与えることができるのか。人間にとって一番大事な問い、いかに生きるべきかについて、僧侶は、仏陀の教えに従い、内面の完成に向かおうとする仏教の真のあり方を哲学者に説く。哲学者は、ギリシャ哲学からライプニッツに至る西洋哲学の歴史、認識論、精神分析などと突き合わせる形で、仏教の精神の科学、観想的科学について僧侶のことばを理解しようと努める。自我は実体のない幻想であり、あるのはたえざる意識の流れのみとする仏教の考え方をめぐって、対話は白熱する。 チベットの仏教文化が今、中国の暴力を伴う強制的近代化に脅かされているのに、なぜダライ・ラマがあくまでも非暴力に徹し、対話を求め続けるのかが、本書によってよくわかる。仏教の本質に発しているのだ。

佐藤書房
 東京都八王子市東町
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ジャン=フランソワ・ルヴェル, マチウ・リカール 著 ; 菊地昌実, 高砂伸邦, 高橋百代 訳、新評・・・
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僧侶と哲学者 : チベット仏教をめぐる対話 チベット仏教の神髄を知る恰好の書、科学と宗教をめぐる異色の親子の白熱討論! フランスの哲学者ルヴェルは、哲学者とは本来、ソクラテスのように知恵の体現者であり実践者であったはずなのに、現代の哲学も科学も生きる知恵には無関心であることを率直に認める。そして、仏教が西欧で強い関心の的になる背景には、この空白を埋めたいという願望があると考える。彼は、前途洋洋の分子生物学者の道を捨ててチベットの高僧の下で修行した息子リカールと、真摯な議論を交わす。彼によれば、西洋思想の基軸は、意識ある主体としての人間の自立性の確立と、人間による世界への働きかけであり、17世紀以降、みなが歴史の進歩を信じてきた。 完全に行き詰まった世界の現状を前にして、仏教はわれわれに何を与えることができるのか。人間にとって一番大事な問い、いかに生きるべきかについて、僧侶は、仏陀の教えに従い、内面の完成に向かおうとする仏教の真のあり方を哲学者に説く。哲学者は、ギリシャ哲学からライプニッツに至る西洋哲学の歴史、認識論、精神分析などと突き合わせる形で、仏教の精神の科学、観想的科学について僧侶のことばを理解しようと努める。自我は実体のない幻想であり、あるのはたえざる意識の流れのみとする仏教の考え方をめぐって、対話は白熱する。 チベットの仏教文化が今、中国の暴力を伴う強制的近代化に脅かされているのに、なぜダライ・ラマがあくまでも非暴力に徹し、対話を求め続けるのかが、本書によってよくわかる。仏教の本質に発しているのだ。

僧侶と哲学者 : チベット仏教をめぐる対話 チベット仏教の神髄を知る恰好の書、科学と宗教をめぐる異色の親子の白熱討論! フランスの哲学者ルヴェルは、哲学者とは本来、ソクラテスのように知恵の体現者であり実践者であったはずなのに、現代の哲学も科学も生きる知恵には無関心であることを率直に認める。そして、仏教が西欧で強い関心の的になる背景には、この空白を埋めたいという願望があると考える。彼は、前途洋洋の分子生物学者の道を捨ててチベットの高僧の下で修行した息子リカールと、真摯な議論を交わす。彼によれば、西洋思想の基軸は、意識ある主体としての人間の自立性の確立と、人間による世界への働きかけであり、17世紀以降、みなが歴史の進歩を信じてきた。 完全に行き詰まった世界の現状を前にして、仏教はわれわれに何を与えることができるのか。人間にとって一番大事な問い、いかに生きるべきかについて、僧侶は、仏陀の教えに従い、内面の完成に向かおうとする仏教の真のあり方を哲学者に説く。哲学者は、ギリシャ哲学からライプニッツに至る西洋哲学の歴史、認識論、精神分析などと突き合わせる形で、仏教の精神の科学、観想的科学について僧侶のことばを理解しようと努める。自我は実体のない幻想であり、あるのはたえざる意識の流れのみとする仏教の考え方をめぐって、対話は白熱する。 チベットの仏教文化が今、中国の暴力を伴う強制的近代化に脅かされているのに、なぜダライ・ラマがあくまでも非暴力に徹し、対話を求め続けるのかが、本書によってよくわかる。仏教の本質に発しているのだ。

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ジャン=フランソワ・ルヴェル, マチウ・リカール 著 ; 菊地昌実, 高砂伸邦, 高橋百代 訳 、新評論 、1998年10月 、364p 、22cm
初版  カバー付 表紙に1ヶ所少シミ  カバーヤケ無し 本体三方ヤケ無し線引き無し 書き込み無し  (119ページ3行に8文字、マーカーで線引き) 保存状態良好です。

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株式会社 wit tech
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ジャン=フランソワ・ルヴェル, マチウ・リカール 著 ; 菊地昌実, 高砂伸邦, 高橋百代 訳 、新評論 、1998/10 、364p 、22cm

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澤口書店 巌松堂ビル支店
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ジャン=フランソワ・ルヴェル, マチウ・リカール 著 ; 菊地昌実, 高砂伸邦, 高橋百代 訳、新評・・・
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ジャン=フランソワ・ルヴェル, マチウ・リカール 著 ; 菊地昌実, 高砂伸邦, 高橋百代 訳 、新評論 、1998 、364p 、22cm
1998年初版 カバー端ヨレ、ヤケ少 本文ハガシ跡有

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中央書房
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ジャン=フランソワ・ルヴェル, マチウ・リカール 著 ; 菊地昌実, 高砂伸邦, 高橋百代 訳、新評・・・
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