白洲正子 著、新潮社、302p、16cm
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白洲正子の自伝は、彼女の波瀾万丈な生涯と、類まれな感性を育んだ背景を垣間見ることができる貴重な一冊です。1910年に華族の家に生まれた彼女は、幼少期から能に親しみ、14歳で女性として初めて能舞台に立つなど、特異な才能を発揮します。その後アメリカ留学を経て、実業家・白洲次郎と結婚。
自伝では、少女時代から戦後の激動期、そして晩年までが、彼女自身の言葉で率直に語られています。能、骨董、古典文学など、幅広い分野に深い知識と愛情を持ち、独自の美意識を確立していく過程が、彼女の出会った人々や経験を通して描かれています。
単なる回顧録ではなく、時代や文化に対する鋭い洞察、そして何よりも「ほんもの」を求める彼女の精神が強く伝わってくるのが魅力です。華麗な家柄に生まれながらも、既成概念にとらわれず、自身の価値観を貫いた白洲正子の生き様は、読者に深い感銘と刺激を与えるでしょう。彼女のエッセイのファンはもちろん、彼女の生き方に興味を持つすべての人におすすめできる一冊です。
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