宇野邦一 著、以文社、2004年3月、273p、20cm
初版 カバー 帯付 カバーヤケ無し 帯ヤケ無し 本体三方ヤケ無し 線引き無し 書き込み無し 保存状態良好です。
形式や秩序や領土の外にたえず自己を開いていく生はどのように可能か?サルトル、バタイユ、デリダの論を大胆に更新する透明なエクリチュールは現代思想の試金石であり、ジュネ文学の魅力に溢れる作品。
ジュネの作品は確かに、悪、犯罪、同性愛のようにきわだった主題をめぐる作品として読まれうる性質を濃厚にもっている。そのジュネのエクリチュールの中に入っていくことは、彼のきわだった主題の分身や影のような領域に入っていくことにほかならない。―私は『恋する虜』から始めて、もう一度すべての作品を読み改めることでジュネと出会いなおした。