辻直四郎 著、岩波書店、1970件5月、207p 図版、18cm
3刷 帯付 リョウヒョウシヤケまし 背少ヤケ 帯表紙背より少シミ 帯両面ヤケ無し 本体三方少ヤケ 線引き無し 書き込み無し 保存状態良好です。
ヴェーダはインド最古の文献で、バラモン教の根本聖典の総称である。
ヴェーダの宗教や祭式は、長い間にさまざまな変遷を経て、ヒンドゥー
教へと変貌し、現代も、インド連邦の大部分の重民の信仰や生活の中に
生きている。ヒンドゥー教の諸宗派は、少なくとも名目の上で、今もヴ
ェーダの権威を認めている。しかし一般のヒンドゥー教にとって、実際
の聖典はヴェーダでなく、その内容についての正確な知識は早く失われ
た。ヴェーダの真価を認識し、その内容の解明に努めたのは、一九世紀
に出た欧米のサンスクリット学者であった。インド文化の初頭を飾りイ
ンドの思想哲学の本源をなす大文献は、ここに発見された。