私の八月十五日の会 編、私の八月十五日の会 A.セーリング、2004年7月、213p、35cm
初版 カバー 帯付 カバーヤケ無し 帯背少少アセ 帯両面ヤケ無し 本隊天と小口少ヤケ 地ヤケ無し 線引き無し 書き込み無し 保存状態良好です。
◆本書が良書であることの評価は、すでに平成16年度文化庁メディア芸術祭・マンガ部門(奨励賞)および平成17年度日本漫画家協会賞(大賞)をダブル受賞していることによっても、お墨付きである。
戦後60年以上が経過したこんにちにおいて、“戦争の記憶”を語り遺すことは、もはや“遺言”と形容しても何ら大袈裟ではないほどだ。本書の執筆陣の世代こそが、自身の記憶を自身の言葉で語り得る最後の世代といえる。記憶の風化が叫ばれて久しい。痛みはいずれ忘れ去られる道理であろうと、本書に刻印された歴史の目撃者たちの証言こそは、千鈞の重みを持っているのである。
●111名のマンがk・作家・体験者が絵と文章で綴る八月十五日
赤塚不二夫、ばんば三郎、永 六輔、北見けんいち、手塚治虫、長尾みのる、古谷三敏、石子 順、サトウサンペイ、やなせたかし、牧 美也子、里中満智子、黒田征太郎、松本零士、小沢昭一、小島 功、水木しげる、山根青鬼、水野英子、一峰大二、林家木久藏、上田トシコ、さいとうたかお、杉浦幸雄、ちばてつや、バロン吉本、わたなべまさこ、森田拳次 他。