ハンナ・アレント 著 ; 阿部齊 訳、筑摩書房、2017年5月、447p、15cm
7刷 カバー付 帯欠 カバーヤケ無し 本体三方ヤケ無し 線引き無し 書き込み無し 保存状態良好です。
20世紀初頭、ドイツが右傾化していく時代を、アレントは暗い時代として定義する。
その暗い時代のドイツに生きた、知識人を中心にした人々について、この本で記している。
あらかじめ、本にする為に書かれたものではないので、その記述内容は一様ではない。
ヤスパース、ベンヤミン、ブレヒトなどのポピュラーな人物も入れば、
アイザック・ディネセン、ランダル・ジャレルなどの、あまり有名でない人の名前もある。
いずれの人物についても、アレントの独特の複雑な文章によって、容赦なく語られている。