清水眞砂子 著、テン・ブックス、2006年10月、297p、20cm
初版 カバー 帯付 カバーヤケ無し 帯ヤケ無し 本体天少点シミ 小口と地ヤケ無し 線引き無し 書き込み無し 保存状態良好です。
そして、私は大きくなりました。大きくなって、幼い人たちから「おばあちゃ
ん」と呼ばれる風情、年齢になりました。すると、予想もしていなかったことが
起こりました。まあ、人生はいつもそうなのですが......。
子どもの文学が幼かったときより、いえいえ、若かったときより、さらにさら
におもしろく読めるようになったのです。幼年文学を一瞬よぎる作者の無意識の
影。日常の暮らしのささいな、けれどかけがえのない幸せを、食器棚の引き出し
ひとつにとらえる作者の目の確かさ。私は驚き、うれしくなって、もう一度あれ
これ読み直してみたくなりました。
そうして生まれたのがこの本です。