尾崎放哉 著 ; 村上護 編、筑摩書房、2008年2月、476p、15cm
初版 カバー 帯付 カバー背色アセ カバー両面ヤケ無し 帯背色アセ 帯両面ヤケ無し 本体天極少点シミ 本体三方ヤケ無し 線引き無し 書き込み無し 保存状態良好です。
私は今を去る事五十年余、種田山頭火の自由律俳句に感動して句集を読んでおりました。
当時は大学生でした。社会人になり企業戦士として休日も寝る暇もなく研究開発に没頭しました。
現在は人生の終末が見えており、今一度、忘れていた若き日のあの感動の欠片でも感じられたらと思い
同じ門下の尾崎放哉を読む事にしました。
現在、三回目を読んでいますが実に心が落ち着き目の前が開けた気がします。
死についての安堵感がそこにあります。
「放哉、山頭火の心を読むべし。」、「解釈は自分の心ですべし。」です。