川崎浹 著、求竜堂、2008年8月、301p 図版[17]枚、20cm
初版 カバー 帯付 カバーヤケ無し 帯ヤケ無し 本体三方ヤケ無し 線引き無し 書き込み無し 保存状態良好の美本です。
真の自由を求めて「俗世」で「世捨て」を貫くために闘い、魂の修行に生きた野十郎の肉声を伝える。
野十郎の生き方・人間的魅力は、現代に生きる我々に大きな示唆を与えてくれる。
野十郎に「あれはもう私の息子のようなもんじゃ」と言われるほどの交流をもった著者が、
野十郎没後30余年を経て、再び野十郎との出会いを反芻しながら書き下ろした本書は、
野十郎の生の姿を伝える唯一無二の評伝である。
写真家・十文字美信が撮り下ろした口絵(野十郎と著者の交流の証でもある、画家の遺稿『ノート』や著者に送られた品々)
も魅力。野十郎の油彩画や資料図版も充実。