岩佐東一郎/城左門・序/内堀弘(石神井書林)・解説/上野かおる・装丁/たやまりこ・表紙写真、ウェッジ・・・
初版 文庫版 カバー 帯 -中学生で堀口大學の高弟となり、日夏耿之介門下の一員となった早熟の詩人は、当時から古本屋に入り浸るビブリオマニアでもあった。「日本古書通信」の連載をまとめた本書は、書物に魅入られた著者の自伝であり、書物随筆であり、古書を介した交遊録でもある。登場するのは、竹久夢二、斎藤昌三、春山行夫、正岡容、平井功、徳川夢声、小島政二郎、岡崎清一郎、城左門、と多士済々。(紹介文) 1968年10月東京文献センター刊「書痴半代記」を文庫化 3部構成46編 -城左門・序/書痴半代記(28篇 日本橋の博文館、立川文庫と少年雑誌、亡父の蔵書など、大震災前後、銀座の夜店、「サフォ」についてr、「サバト南柯叢書、「風流陣」の詩人俳句、戦時中の古本屋、他)/書痴交遊録(徳川夢声、岡崎清一郎、東秀二)/書痴漫筆(書痴六十年、そばと古本、少雨荘桃哉、なつかしい「都之華」、コクセンヤ、元日の日記、他)/あとがき/内堀弘・解説