徳島高義 著、紅書房、平成22年2月、281p、20cm
初版 カバー 帯付 カバーヤケ無し カバー両面に極少点シミ 帯ヤケ無し 本体三方ヤケ」無し 線引き無し 書き込み無し 保存状態良好です。
文芸雑誌「群像」配属以来39年間の編集者生活を通して触れ合った錚々たる作家たち。
その作品誕生への道を真摯であたたかい眼差しをもって共に歩んだ著者が綴るとっておきの話の数々。
折々の写真も取り入れ貴重! 装幀・司修。
例えば…
大文豪佐藤春夫の目前で…/三島由紀夫自決の年の最後の短篇/吉行淳之介からの陣中見舞/佐多稲子『樹影』文学碑の前で/阿部昭急逝の日の原稿受取/村上春樹『ノルウェイの森』と愛猫ミューズ/『妻と私』は江藤淳の…/晴れ女瀬戸内寂聴と中国へ…/ハニヤづくし、漆黒の豪華本/丸谷才一の「忠臣蔵」に賭ける意気込み/遠藤周作「書き下ろし」日記/大江健三郎ノーベル賞授賞式の勇姿/円地文子と平林たい子の一日違いの誕生日/口述上手?武田泰淳/庄野潤三よりの葉書には…/深沢七郎、流転の道程/二度ゲラの小島信夫『抱擁家族』/大成功の阿川弘之による翻訳本/大學老詩生の即興詩とは…/劇になった井上靖の担当作品/「鬼」の大久保房男編集長/などなど逸話満載