木下武司 著、八坂書房、2010年、654p、23cm
初版 カバー 帯付 カバーヤケ無し 帯ヤケ無し 本体三方ヤケ無し 本体地の極少シミ(2ヶ所) 線引き無し 書き込み無し 保存状態良好です
万葉集に詠われる160以上の植物のうち149について説明されています。
万葉集の歌を冒頭に、通釈と植物の説明、写真が続きます。
昔の人は自らの気持ちを植物に託し、なんと美しく表現したことか。
街や田舎で見る季節の折々の花や草について、この本にある知識を持っていると持っていないのとでは、
人生に加わる彩りが大きく変わってくりと思います。
あくせくしない、ゆったりとした、非常に濃い時間を昔の人は過ごしていたのだとつくづく感じます。
今からでも遅くない。自然を愛で少しでも今という時を大事に過ごすために、この本は助けになってます。
写真がモノクロなのが残念ですが、これがカラーであれば10万近くするのではないかと思います。
こんな本を是非作り続けて欲しいです。