藤沢周平 文 ; 五十嵐卓三 著 ; 龍澤山善宝寺 監修、山形新聞社、99p 図版[10]枚、19c・・・
初版 カバー。稀覯書。本文中の挿絵は今井繁三郎が描く。龍王尊善寳寺は、山形県鶴岡市にある曹洞宗の寺院。山号は龍澤山(りゅうたくさん)。本尊は薬師如来。妙厳寺、最乗寺と並ぶ曹洞宗三大祈祷所のひとつである。平安時代の天慶から天暦年間(938年 - 957年)頃、天台宗の妙達によって草庵が結ばれ、龍華寺と呼んだものを始まりとする。姿を顕した二龍神(龍宮龍道大龍王、戒道大龍女)が寺号を授け、寺内の貝喰池に身を隠したという伝承が残る、龍神信仰の寺として、航海安全を祈願する海運関係者や、大漁を祈願する漁業関係者などの信仰を集める。境内には五重塔などの貴重な建築物が数多くあり、裏手には、二龍神の棲み家と伝えられる貝喰の池。話題になった「人面魚」は現在もこの池で泳いでいる。直木賞作家の藤沢周平が、龍神信仰の有様を、当時、善寳寺監寺の五十嵐卓三 が寺や信仰の由来・歴史を執筆。
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