清水婦久子 著、和泉書院、2011年6月、268p、21cm
初版 カバー 帯付 カバーヤケ無し 帯ヤケ無し 本体三方ヤケ無し 線引き無し 書き込み無し 保存状態良好の美本です。
「源氏物語絵巻」の絵19面と詞書103紙をすべてカラー掲載、詞書全文に初めて口語訳を付け、絵の画面に描かれたものと比較し、詳しい論考を加えた画期的な手引き書。図版には、「国宝源氏物語絵巻」(徳川本・五島本)を模写した「木版本源氏物語絵巻」(川面義雄制作)を使用。絵巻に不可欠な詞書を丁寧に読み解き、絵の画面とつきあわせて読み解くことにより、源氏物語の内容と安易に結びつけて説明されてきた従来の入門書に見られた誤解や認識不足を正し、「源氏物語絵巻」の真価を実証。「国宝源氏物語絵巻」の詞書の書体・様式や内容が絵の画面と対照すべく工夫されていたこと、絵巻を制作した王朝人は源氏物語を長編小説ではなく歌物語のように捉えていたこと、登場人物一人一人の美質が描かれていたことなど、数々の発見を挙げ、絵巻の正しい読み方をわかりやすく論じる。コラムには、源氏物語や源氏絵にまつわる多彩な話題を掲載。