万葉の植物 ＜カラーブックス＞ 第2版

松田修 著、保育社、153p (図版共)、15cm

送料込、書込ナシ、線引ナシ、カバー

保育社のカラーブックス『万葉の植物』は、『万葉の花』と同様に万葉集に詠まれた植物を扱った入門書ですが、より植物そのものに焦点を当てた内容となっています。

万葉集に登場する様々な植物を、美しいカラー写真と詳細な解説で紹介しています。植物の形態的な特徴、生育環境、当時の呼び名、そして万葉の歌にどのように詠まれているかを解説することで、万葉時代の植物知識や自然観を深く理解することができます。

単なる植物図鑑としてだけでなく、古代の文化や文学、そして人々の暮らしと植物との関わりを知るための貴重な資料となります。万葉集の歌を読み解く上での参考書としても役立ち、歌に込められた情感をより深く理解する助けとなるでしょう。植物学的な視点と文学的な視点の両方から万葉の世界を楽しみたい方におすすめです。