塩田勉 著、書肆アルス、2012年、350p、22cm、1冊
カバー A5 350P /刊行案内:敗戦以前の自我の垣内の小説作法、大戦のトラウマから生まれた贖罪と非在の詩法、大量消費時代に身をまかせた交換価値の美学という現代日本文学の3大原理を、時代順に眺めた作品論。 /本書が論じる作品:Ⅰ 敗戦を知らぬ時代(夏目漱石『門』 泉鏡花『草迷宮』 室生犀星「香爐を盗む」) Ⅱ 大戦後の時代(坂口安吾「桜の森の満開の下」 石川淳「焼跡のイエス」 伊東静雄の文体 藤枝静男『田紳有楽』 武田泰淳『ひかりごけ』 みえのふみあき『詩集=少女キキ』) Ⅲ 大量消費時代(『資本論』と『1973年のピンボール』 村上春樹「象の消滅」が意味するもの 吉本ばなな「キッチン」と時代 村上春樹『1Q84』を読み解く ケータイ小説への文体論的接近)
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