村上素道 編纂
、連月尼全集頒布會
、大正15(1926)年-昭和2(1927)年発行
、:3, 3, 4, 96, 4, 3p. 図版[4]枚+折りたたみ[1]枚、中巻:5, 2, 4, 246p. 図版[4]枚+折りたたみ[1]枚、 下巻:4, 2, 8, 3, 6, 208, 6, 4p. 図版[6]枚)
、24cm
【和装本】大正15(1926)年-昭和2(1927)年発行。帙入り。
帙に経年によるヤケ・スレ・一部に退色・数ヶ所に虫損等、経年による傷みがあります。
本体表紙に数ヶ所虫損・2冊の角包み(布)の一部にスレ破れ、本体天に若干ヤケ・小口や地の一部に薄いシミがあります。本文は特に問題はありません。
●各巻のタイトル
・上:和歌篇
・中:消息篇
・下:傳記篇
●大田垣 蓮月 (おおたがき れんげつ)
京都出身の江戸時代後期の尼僧・歌人・陶芸家。
俗名は誠 (のぶ)で、菩薩尼、陰徳尼とも。
実父は伊賀国上野の城代家老藤堂良聖で、生後すぐに京都知恩院門跡に勤仕する大田垣光古の養女となりました。
再婚相手の古肥と死別後に仏門に入り、蓮月と号します。
和歌は上田秋成らに学び、小沢蘆庵にも私淑。歌集に「蓮月高畠式部二女和歌集」「海人の刈藻」などがあります。
また「蓮月焼」と呼ばれる陶芸で生計を立て、京土産の定番として人気を博しました。
晩年には富岡鉄斎を侍童として暮らし、その人格形成に大きな影響を与えています。
自費で鴨川に丸太町橋を架けるなど慈善活動にも熱心に取り組みました。
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