中央公論社、昭和51年4月、578p 図 肖像、18cm
7版 函 帯 両ビニールカバー付 (函と本体に) 函ヤケ無し 帯ヤケ無し 本体三方ヤケ無し 線引き無し 書き込み無し <月報>付の保存状態良好です。
本書に収録されているのは以下の通り。
細谷恒夫「現象学の意義とその展開」
ブレンターノ「道徳的意識の源泉について」
フッサール「厳密な学としての哲学」
「デカルト的省察」
「ヨーロッパの学問の危機と先験的論理学」(抄)
「厳密な学としての哲学」は、「現象学の理念」と並んで、最初に読むフッサール自身の著作としてちょうどいい。以下この「厳密学」論文についてのみ記す。この論文は、彼が自身の現象学を体系的に展開していく「中期」思想に位置付けられる。