山本一生 著、平凡社、2005年初版1刷、330p、16cm
2005年初版1刷。カバー・帯付属。
やや古書臭、カバーに薄いヤケ・薄いくすみ・角に微スレ、裁断面に3ヶ所ほど薄い小シミがあります。それ以外は特に問題はありません。
●シリーズ名:平凡社ライブラリー, 537
●元本は筑摩書房より刊行(1995.10)、平凡社ライブラリー化に際し、新稿を加え増補
●内容説明
競馬を愛する人は多いが、愛される人は少ない。そんな稀有な存在のひとりである著者は、「競馬は一篇のミステリー」と言って憚らない。ダービーの系譜から、近年盛んなPOGまで、たくさんの興味深い逸話をちりばめて、歴史、血統、ジョッキー、馬産理論等々、ミステリーの道具立てを愛情いっぱいに説く。無類の優しさにみちた「書斎の競馬」の決定版。
●目次
競馬の世界へ
自由を知った空馬—落馬のアイデンティティ
月を歩いた男たち—騎手の栄光と悲惨
「枝の上の猿」による革命—モンキー乗りの発見
愛と哀しみのエプサム—ダービーの誕生
ダービー馬たちの太平洋戦争—日本競馬の系譜
四歳の春はまぼろし—サラブレッドの群像
ライヴァルはめぐる—名勝負物語
そこは近くて遠い世界—馬術競技に挑んだサラブレッド
魔術師たちの腕くらべ—競走馬の血統論
贋金つくりの夢—替え馬事件
超ミステリー・ワンダーランド—競馬犯罪アラカルト
六月は恋文の季節—POGという名の大河ドラマ
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