川瀬敏郎・いけばな作品掲載/千宗屋、川瀬敏郎・対談、平凡社、2010年
重版 191頁ムック なげいれ花作品写真200点余 カラー写真 -その1・花に習う-花100種あまりを季節の移りにあわせていける91点 春きざす枝先、野性味の奔放さ、寒中の風骨、艶っぽい花姿、凡庸な花木、足もとの春、初夏の緑そして白と、花の内に秘めた剛、端正な花の王、梅雨どきの花々、花蓮の宇宙二様、水に咲く、信州の高原に秋を見つける旅、風にそよぐ秋の千草、向こう気強い剛直さ、オブジェのような異形の妙、秋の残光に輝く野趣、照葉一葉の詩情、末枯れゆくものたち、聖なる白、初春を寿ぐ祝い花 付・なげいれのヒント(枝ものあれこれ、草ものあれこれ、正月の祝い花)/その2・器に習う-器に触発されていける102点 土もの(大壺、破れ壺、古窯の魅力ある壺、弥生、須恵器、須恵佳品、小さな陶器たち、外国の土器)、ガラス(吹きガラス、アンティークガラス、創作ガラス)、白い器と黒い器(作家物)、色絵の器、仏教美術、銅器、思いがけない器(ワイヤー、廃材)、天与の造形(竹、椰子、瓢)、籠(唐物籠、茶籠、都ぶりの籠、文人籠、古民芸雑器)、プリミティブな道具 付・器使いのヒント/その3・場に習う 茶の湯に習う「場」の精神(対談・千宗屋×川瀬敏郎) 茶の湯の花6点 「場」と花飾り(日本座敷の系譜、床の間と花、「たてはな」と「なげいれ」、掛け物について)/花を扱う基本(花道具、水揚げ、花養い、花を矯める、花を留める、花の仕上げ)、花の器と道具の店