●内容
冷戦終結直後の激動期、モンペリエで開催された思想討論会の記録をまとめた論集。
フランシス・フクヤマの『歴史の終わり (The end of history and the last man)』論を起点に、民主主義は暴力性を内包するのか、東欧・旧ソ連圏はどのような歴史的転換に直面しているのかを、哲学・政治学・社会学・歴史学の第一線の論者たちが多角的に論じている。
会議録をもとに各論文は著者自身によって改稿されており、90年代初頭ヨーロッパ思想の緊張感と問題意識をそのまま伝える一冊。
冷戦後思想史、民主主義論、ヨーロッパ政治思想に関心のある方にお勧めです。