Jeannette Mirsky (J. ミルスキー)、University of Chicago ・・・
カバー付属。仏教学者・井ノ口泰淳氏蔵書本。
全体的に経年によるヤケがあります。カバーにややスレ・端に部分的に小裂け等、経年による傷みがあります。また小口に斑点状の小シミ・天に薄いくすみ汚れ、巻末見返しに紙を剥がした跡があります。また標題紙に井ノ口氏の蔵書印があります。それ以外は特に問題はありません。
●日本語訳書『考古学探検家スタイン伝』 (六興出版, 1984) の刊行あり
●内容
シルクロード・中央アジア探検の第一人者として知られるサー・オーレル・スタインの生涯と業績を描いた本格評伝。
東洋学者・考古学者として中央アジア、インド、イラン、中国西域を踏査し、敦煌莫高窟 (千仏洞) やミーラン、ニヤ、トゥルファンなどの重要遺跡を発掘、シルクロード研究や仏教美術・古文書研究に多大な功績を残したスタインの探検と学問を、未公刊資料や書簡も交えて詳述。
●主な目次訳
探検家への道 黎明期
第1回中央アジア探検 1900.5~1901.7
第2回中央アジア探検 1906.4.20~1908.11.13
第3回中央アジア探検 1913~1916
国境地帯からペルシアへ 1926~1936
ついに約束の地へ 1937~1943
●オーレル・スタイン (1862-1943)
中央アジアの探検調査で知られるイギリスに帰化したハンガリー出身の探検家。
1900年、東トルキスタン地域へ第1回の探検旅行に出発し、新疆省を探検し、ホータン近郊のニヤ遺跡を発掘調査。
1906年の第2回の探検では、敦煌の仏画・仏典・古文書類、いわゆる敦煌文献を持ち帰りました。
そして1913年〜1916年には、第3回としてハラホトよりイラン東南部を経てインダス川上流に至る地域の調査旅行をおこなっています。
ラホールにある東洋学校校長、カルカッタのカルカッタ・マドラサ校長などを歴任。1909年には、中央アジアの探検、考古学調査の功績に対して、王立地理学会から金メダル (創立者メダル) を贈られています。
調査報告書に「Ancient Khotan」(砂に埋もれたホータンの廃墟, コータンの廃墟)、「Serindia」、「Innermost Asia」(中央アジア踏査記) などがあり、日本語訳も出ています。
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