ヒルベルという子がいた (「ヒルベルって、ほんとうにいたんですか?」 わたしがこのはなしをして聞かせると、子どもたちは、そうたずねます。 -うん、 いたんだよ。だけど、ヒルベルって子が、ほんとうにいたかどうか、そんなことは、それほどだいじじゃない。だいじなのは、ヒルベルのような、病院や施設でくらさなくちゃならない病気の子どものことを、きみたちが知るということなんだよ。) 著者;ヘルトリング <現代のジュニア文学>
〈子どもとファンタジー〉コレクション 1 (子どもの本を読む) <岩波現代文庫 社会 254>
Das war der Hirbel
ペーター・ヘルトリング 作 ; 上田真而子 訳、偕成社、1983.5(28刷:2004.9)
163p 20cm
4037260301
〈子どもとファンタジー〉コレクション 1 (子どもの本を読む) <岩波現代文庫 社会 254>
河合隼雄 著 ; 河合俊雄 編、岩波書店、2013.6
239p 15cm
978-4-00-603254-8