¥1,200
、竜野市教育委員会
、1993.10
、7p
、26cm
小神芦原遺跡は,龍野市揖西町小神に所在
し, 北に古代山陽道と小神廃寺を望む所に位
置します。 遺跡はまず確認調査が行われ、 遺
跡と認められた所を約6000㎡にわたって発掘
しました。 遺跡内で土木工事をするときには,
このように文化財保護法によって発掘調査が
義務づけられています。
遺跡は, 古代山陽道という古代の幹線道路
に沿っており、 我が国が国家として歩み始め
た時期の地方の有力集団のムラであります。
そこに住んだ人々は小神廃寺を建立したり
揖保郡衙という古代の役所へ勤める地方役人
であったと思われます。
さまざまな遺構や遺物から,当時の人々の
生活にふれてみましょう。