会田雄次 編著、竹井、1986年、239p、20cm、1
会田雄次著『歴史を歩く』(竹井出版・ChiChi-Select)は、昭和61年(1986年)11月に刊行された対談集です。
会田雄次(1916〜1997)は京都大学名誉教授を務めた歴史学者・評論家で、ビルマ戦線の体験記『アーロン収容所』(中公新書)により広く知られ、「日本人の意識構造」論や西洋文明批判など骨太な評論で昭和の言論界に大きな存在感を示した人物です。
本書はその会田雄次が、梅原猛・陳舜臣・奈良本辰也・草柳大蔵・高坂正堯・城山三郎・山本七平・瀬戸内寂聴・渡部昇一・谷沢永一という昭和の知性を代表する多彩な顔ぶれと歴史をめぐって縦横に語り合った対談集です。歴史家・小説家・哲学者・宗教家・評論家と、ジャンルを超えた知の競演が展開されており、各氏の個性と会田の鋭い歴史観が激しく交差する読み応えのある一冊です。帯には「予言の最大なるものは、過去である——未来を読むための無限の宝庫・歴史の沃野を歩く‼」とあり、本書の精神をよく言い表しています。
1986年初版。カバーあり・帯あり・線引き・書き込みなし・並本。
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