保田與重郎、講談社学術文庫、1989年 第2刷 262 p ; サイズ(cm): 15 x 1・・・
いつも茶色の衣を着て、好物は蒟蒻—。しかし芭蕉は「つねに道を思ふ激昂した心の状態に生きてゐた。彼のさびは、枯淡でなく、満眼熱涙といふ状態だつた」。俳諧の復興者、芭蕉の生涯のうちに、著者は代々の日本詩人たちの慟哭の歴史をみる。風雅の魔心に誘われて旅に生きた芭蕉は、いかにして「軽み」の光明に到達したのか。昭和文学の異才、保田与重郎が自らの文人としての志を俳聖芭蕉に託し、戦時下の世に送った画期的長編評論。 内容:祭と文芸 / 野ざらしの旅 / 有心と無心 / 道と俳諧 / 風雅論の歴史感覚 / 匂附の問題 / ほか
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