美術と工藝 3巻1号 (昭和22年12月)

第2刷、 カバー

序
第一章「民芸」成立の周辺
1「民芸」の出発
2 先駆者岩村透と山本鼎
3 民芸理論を支える「真理」
4 柳宗悦と宮沢賢治
5 世間は「民芸」をどう迎えたか
6 北大路魯山人の罵言
第二章 民芸理論の矛盾
1 作られた「物」工芸品
2 作る者·工人
3 使う者·民衆
第三章 民芸理論の矛盾
1 美への入口·直観
2 美醜未分の世界
3 幻の大伽藍
第四章 李朝工芸
1「秋草手の壺」
2 悲しみの芸術
3 李朝の真髄「線と白」
4 李朝白磁の成因
第五章 個人作家
1 個人作家の在り方
2 有銘作と無銘作
3 野々村仁清の意義
4「民芸」の中の個人作家たち
5 銘と価格の実態
第六章 様式の誕生
1 民芸ブーム
2 生活からの遊離
3 民芸の「堕落」とその原因
4 個人作家への影響
5 民芸の諸相–四つの民芸
6 正統民芸は生れ得るか
7 原点「宗悦好み」
8 民芸様式の誕生
9 民芸様式の特質
10 未来への展望
第七章「民芸」とアール·ヌーヴォー
1 なぜアール·ヌーヴォーか
2 共通のみなもと
3 両様式の範囲
4 両様式の表現
5 曲線の把え方
6「民芸」の宗教性
7 体系への理念
8 茶碗とティーカップ
9 作家達とその分野
10 空白を埋めるもの
11 「民芸」へのメッセージ
おわりに

第6刷、カバー

1章 ソーラーハウスとは
1·1 日本の民家は皆ソーラーハウス
1·2 現代生活とエネルギー
1·3 断熱の重要性
1·4 南面の大きなガラス窓
2章 ソーラーハウスのパイオニア
2·1 柳町ソーラーハウス第2号
2·2 レフ·ソーラーハウス
2·3 MITのソーラーハウス第4号
2·4 オデイヨのソーラーハウス
了章 ソーラーハウスの経済性
3·1 ソーラーハウスの経済性とは
3·2 利用可能な日射量
3·3 暖房に適した日射量
3·4 給湯に適した日射量
3·5 経済性の評価方法
3·6 太陽熱暖房の経済性
3·7 太陽熱暖房·給湯の場合
4章 ソーラーハウスの種類
4·1 機械的ソーラーハウスと自然的ソーラーハウス
4·2 ソーラーハウスの形
4·3 目的による分類
5章 集熱
5·1 集光形集熱器
5·2 水式平板形集熱器の原理
5·3 選択面とは
5·4 水式平板形集熱器の種類
5·5 空気式平板形集埶器
5·6 集熱面積
6章 蓄熱
6·1 蓄熱水槽
6·2 蓄熱水槽の形
6·3 砕石蓄熱槽
6·4 長期蓄熱
6·5潜熱蓄熱
7章 太陽熱給湯
7·1 太陽温水器
7·2 太陽熱給湯システム
7·3 凍結防止対策
8章 太陽熱暖房
8·1 南の窓と温室
8·2 水式太陽熱直接暖房システム
8·3 空気式太陽熱直接暖房システム
8·4 太陽熱ヒートポンプ暖房システム
9章太陽熱冷房
9·1 太陽熱冷房の原理
9·2 太陽熱吸収冷房システム
9·3 システムの作動
9·4 太陽熱冷房のエネルギー評価
9·5 太陽熱冷房のいろいろな試み
9·6 太陽熱冷房の経済性
9·7 開放式冷房·除湿
11章 ソーラーハウスの心配ごと
10·1 ソーラーハウスの安全性
10·2 ソーラーシステムの事故·
10·3 ソーラーハウスの耐久性
10·4 ソーラーハウスの保守·管理
10·5 過熱の問題
10·6 生産エネルギーの回収
10·7 ソーラーハウスの住み心地
11章 ソーラーハウスとエネルギー問題
出典ノート
参考書
索引

初版、カバー、帯

はじめに
1 愛すべき大工たち
京の女性大工
まぬけ大工の話
豪傑大工の話
遊女も来た仕事場
建設職人絵すがた
2 名工と名建築
安土城造営と岡部又右衛門
家康の大工、中井正清
桃山大工の理想像
京都御所上棟式にみる棟梁たち
甲良宗広の時代
姫路城の大工
3 幕府の大工
戦場を駆けた大工
名工の没落
心中した棟梁
幕府作事方の勤務規則
柿と梨–江戸城工事の陣中見舞
4 大工と生活
大工と節分
大工の賃銀
大工の労働時間
出稼ぎ大工の送り状
半農半工の大工
大工のエンゲル係数
民家の普請
5 大工と技術
模型の話
吉原小咄と大工
大工歩掛りの背景
大工の流派
大工の教科書
6 各地の大工たち
江戸の大工町
浜松の大工
松江城大工の覚書
町田の屋根葺
城下町吉田の大工
金沢の大工
泉州高石組の大工
素人大工と大坂大工の竈印札
他国者大工
三木大工の出稼ぎ先
紀州田辺の大工仲間
厳島神社の大工
7 大工と社会
大工二千人のデモ
世直し一揆と大工
付-1 大工という語について
付-2 大工関係文献案内
おわりに

初版、 カバー

初版、 カバー

はじめに
雪見障子
土蔵
囲炉裏
箱梯子
戸棚風呂
高窓
赤瓦
梁組み
軒
欄間
弥生の間
煉瓦蔵
水切瓦
長屋門
八棟造り
盆灯籠
簾
仏間
卯立
唐破風
引き手
床
鏝絵
かまど
三階建て
コミセ
勘定の間
出梁
曲り木

初版、 カバー

1章 色彩概論
1 総説
2 色の本質
3 色彩体系
4 色の測定
5 色と感覚
6 色と感情
2章 色彩調和論
1 総説
2 色相調和
3 明度調和
4 彩度調和
5 面積調和
6 配色調和の補助法
3章 機能配色
1 総説
2 色と標識
3 色と作業環境
4 色の副作用
5 塗料
6 材料の色
4章 建築配色
1 総説
2 現代建築配色の特質
3 外部配色
4 内部配色
5 設備配色
5章 各種建築配色
1 総説
2 居住施設の色
3 文教施設の色
4 商業施設の色
5 娯楽施設の色
6章 交通配色
1 総説
2 内部色
3 外部色
7章 衣服配色
1 総説
2 衣服材料と色
3 各部色
4 配色例
5 和服の配色
参考文献
索引

新装版第3刷、 カバー

初版、 カバー、奥付ページに小印あり

第1篇 デザインの概念
本質/利光功
構成契機/佐々木勇

第2篇 デザインと諸芸術・科学との関係
芸術/栗田勇
写真/重森弘庵
映画/佐々木基一
美術美術史/井上正
美学/利光功
心理学/本明寛
社会学/林進
人間工学/中尾喜保
デザイン学の未来像/利光功

第3篇 デザインと社会
文明文化/南博
思想/清水幾太郎
教育/小池岩太郎
産業/坪井恭平
公共/泉真也
大衆/加藤秀俊
伝統/伊藤ていじ
環境/粟津潔
計画/香山健一
社会心理/南博
ジャーナリズム/福田成美
マスコミュニケーション/林進
デザインジャーナリズム/泉真也
社会的責任/粟津潔

第4篇 デザインの理論と運動
モリス/利光功
ムテージウス/利光功
ヴァン・デ・ヴェルデ/利光功
カンディンスキー/脇坂光次
モンドリアン/脇坂光次
ティーグ/GK
ル・コルビュジェ/吉阪隆正
パウルソン/鈴木正明
ヴィエノ/佐々木勇
ゲデス/出原栄一
リード動/佐々木勇
ローウィ/羽原粛郎
モホリ・ナギ/高橋正人
チヒョルト/原弘
ビル(Max Bill)/向井周太郎

第5篇 デザインの諸分野
トレードマークとシンボルマーク/亀倉雄策
タイポグラフィ/原弘
エディトリアル/原弘
統計図表/森啓
標識/宇留野藤雄
ポスター/永井一正
DM/松島史尚
POP広告/川上嘉則
屋外広告物/竹岡リョウ一
パッケージ/木村勝
ディスプレイ/出利夫
新聞雑誌広告/梶祐輔
テレビ広告/西尾忠久
アニメーション/真鍋博
芸能/朝倉摂
インダストリアルデザイン/GK
クラフト/芳武茂介
テキスタイル/粟辻博
インテリア/剣持勇
住宅/篠原一男
公共建築/菊竹清訓
都市デザイン/黒川紀章

第6篇 デザインの方法
デザインポリシー/梶祐輔
アートディレクション/永井一正
色彩計画/海本健
レイアウト/亀倉雄策
イラストレーション/宇野亜喜良
フォトグラフ/高梨豊
レタリング/中田功
印刷/小池光三
デザイン製図/金子至
レンダリング/豊口協
モデリング/金子至