上田秋成 著 ; 高田衛, 稲田篤信 校注、筑摩書房、2009年2月、508p、15cm
10刷 カバー付 カバーヤケ』無し 本体三方ヤケ無し 線引き無し 書き込み無し 保存状態良好です。
生死,男女,物の怪と人間,愛慕と憎悪,夢幻と現実,虚と実,貧富,異界と現世,信頼と裏切り,聖と俗,賢愚,美醜,…….対立する諸事は,一方のみを理解しようとてできるものではない.生には常に死がつきまとい,死を想って分かる生の醍醐味がある.雨月物語は,その事実をあまりに鮮やかに描き出す.それを雅な風情,情緒溢れるリズムを終始保ちながら書き尽す.その沃野に拡がる想像は,およそ果てるところはない.これほどの物語があとどれほど日本,いや世界にあるだろうか…