シルウインド、梁山泊出版部、2025 (元版 昭6)
四六判 80頁 プロレタリア科学研究所・法及び国家理論研究会が刊行した叢書の一つ。翻訳・校閲も同所員・同研究会が担当している。 ブルジョア刑法の報復的・矯正的監獄制度に対しソヴィエト刑法における監獄制度を比較し、後者に「教育的」側面を強調する、すなわち「不幸にも犯罪者とならねばならなかった労働者農民を教化しプロレタリア社会の有用なる一員たらしめる」という保護的性格を強調する。 つまりブルジョア国家の暴虐性を暴き、克服し、プロレタリア国家の優位性を宣伝することを実践的目的とする。プルジョア刑法学批判の書。原定価・30銭。