[金春禅竹 著] ; 国文学研究資料館 編、汲古書院、1997年初版、401p, 図版 [8] p ・・・
1997年初版。函入り。定価:11,650円+税。
函にややヤケ・一部にくすみ汚れ・角に小傷みがあります。本体・本文は特に問題はありません。
尚、函全体的に斑点状の小汚れがあるように見えますが、装幀によります。
●シリーズ名:国文学研究資料館影印叢書 / 国文学研究資料館 編, 2
●影印篇, 翻刻篇, 解題よりなる
●目次
・口絵:『五音之次第 他』六葉、『五音三曲集』二葉
・序 / 佐竹昭廣
影印篇
・五音三曲集
・六輪一露之記 他
・歌舞髄脳記 : 草稿
翻刻篇 / 樹下文隆
解題 / 樹下文隆
●著者:金春 禅竹 (こんぱる ぜんちく、1405-1470頃)
室町時代の猿楽師、能作者。能楽シテ方金春流第57世。
世阿弥の娘婿。
童名:金春七郎、俗名:竹田氏信 (貫氏)、法名:賢翁禅竹。
金春大夫として奈良を中心に活躍し、現在の金春流の中興の祖。父は第56世の金春弥三郎。子に宗筠、孫 (宗筠の子) に禅鳳。
大和猿楽最古参とされる流派円満井座の流れを受け継ぎ、金春一座を率いて活躍。
義父の世阿弥との関係は深く、世阿弥の能についての理論書『六義』『拾玉得花』を相伝されました。一説には晩年の世阿弥をみとったとも。
連歌、和歌、仏教、神道に深く通じ、歌道や仏教的世界観に基づく能楽の理論化を試み、数多くの著作を残しましたが、難解で神秘主義的傾向にあるともいわれています。
また一休宗純、一条兼良との交流もあったとされ、能楽作品も幽玄にして深遠なものが多く、能が庶民のものから貴族や上流武士の深い鑑賞に移っていく時代をその作風に反映しているといえます。
理論書に『六輪一露之記』『歌舞髄脳記』『五音三曲集』『明宿集』『至道要抄』、能楽作品に『玉鬘』『松虫』など。
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