Charles Cross、Paris, Tresse、1879、II, 279、183x120mm
角革装、5つの背バンド、見返しマーブル、天金、元表紙綴込み、小口茶ばみ、小しみ、美しい装幀で本文の状態は美本です。『白檀の小箱』(*Le Coffret de santal*)は、シャルル・クロの代表的な詩集である。1873年に初版が刊行された際には、序文と74編の詩(有名な「燻製ニシン」〔Hareng saur〕を含む。https://fr.wikipedia.org/wiki/Le_Coffret_de_santal
シャルル・クロスまたはクロ[1](Charles Cros、1842年10月1日 - 1888年8月9日)は、19世紀フランスの詩人、発明家。象徴主義の運動に加わり、ナンセンス詩「燻製にしん」が広く知られる。...1867年25歳の時、パリ万国博覧会に自動電信機を出品している。26歳のときにニーナ・ド・ヴィヤール夫人の芸術サロンに出入りするようになり、ニーナの影響で詩作を始める。『アルティスト』誌に処女作を発表し、1869年に第2次『現代高踏詩集』にも作品が採択された。1870年の普仏戦争においてプロシア軍の砲撃で、レンヌ街の家の屋根が崩れ落ち、クロス達三兄弟はサンジェルマン大通りにある古い友人であるヴェルレーヌのマチルド夫人の母の家に移る。クロスはこの家で、マチルド夫人の異父兄シャルル・ド・シヴリとともに、ルビーやダイヤモンドの人工宝石の実験に没頭していた。マチルド夫人によると、この実験は成功してルビーを製造したが、本物よりも費用がかかって実用的ではなかったという。またこの時期に詩集『白檀の小箱』に後に収められる作品を執筆していた。...1872年の『文芸復興』誌に「燻製にしん」が発表されると評判になり、独特の「Il était un grand mur blanc — nu, nu, nu,」のような表現が流行した[2]。1873年に詩集『白檀の小箱』が刊行され、「燻製にしん」もこれに収められる。「燻製にしん」は、包囲下のパリである日リラダンが一匹の燻製ニシンを持ってヴェルレーヌ家を訪れ、そこに来たクロスがこのニシンを天井から吊るし、それを眺めながら作ったと言われている。https://ja.wikipedia.org/wiki/シャルル・クロス