西播流域史研究会 編、有年考古館事務局、1991-10、134p 図版27枚、30cm
序文
有年考古館は1950年に設立され、今年で41年目が過ぎ去った。
その間, 1985年に創立者であり初代館長であった松岡秀夫が鬼籍に入るとい
う悲しみに遭遇したが,周囲の暖かい励ましと協力によって今日までつつがな
開館し続けることができた。 ご好意に対して厚くお礼申し上げる次第である。
さて,本館はこれまで1950年に「有年考古館陳列品目録」, 1954年に「改訂 有年
考古館陳列品目録」 と、 二度にわたって蔵品目録を発刊してきたが,いずれも学
術的価値が低く、 十分な成果を得ないままに終始した。
今度こうした反省を踏まえ、再び目録を作成しようと考えていた矢先に西播
流域史研究会から協力依頼があり、無理を承知でお願いしたところ, 遺跡・遺物
の解説, 実測図・写真・地図などを挿入した陳列品目録が完成し、 「有年考古館
蔵品図録」として発刊する運びとあいなった。地域における考古学研究の手引
となれば幸いである。
それぞれの勤務を持ちながら、本館に休日を利用して集まり、並大抵ではないち
努力を重ねられた西播流域史研究会のメンバーである中島豊一・志水豊章・岡
田幸三・森下大輔・岸本道昭の各氏に対して深く敬意と感謝の気持ちを捧げた
い。 また, 出版にさいして過分の祝辞をいただいた赤穂市と上郡町の教育長で
ある木山正規, 石原博海両氏にも, お礼申し上げたい。 同時にこの図録が末長
く愛読され,多くの方面に活用されることを願ってやまない。
1991年10月
財団法人 有年考古館長 松岡 秀樹
少ヤケ
グラシン紙包装にてお届け致します。