川戸道昭編著、2020年12月25日初版第一刷発行
■商品詳細
【書名】 最新刊!『幕末明治翻訳事典』文学・伝記・外国語リーダー篇 [第一巻]江戸期〜明治19年
【巻冊】 A4変形判一冊(31.5×23.5㎝)
【著者】 川戸道昭編著
【成立】 2020年12月25日初版第一刷発行
★ 発行所/株式会社国書刊行会
★ 455頁/収録書名索引・翻訳者校訂者名索引・挿絵画工名索引・出版者版元名索引・原作原書名索引・原著者名索引・その他人名索引・事項索引・原作原書名索引・原著者名索引
★ 第2巻:明治二十年~明治二十九年 2022年5月刊行予定
★ 第3巻:明治三十年~明治四十五年 2023年10月刊行予定
各巻予価:本体34,000+税
★ 刊行にあたって 川戸道昭(中央大学名誉教授)
幕末・明治の翻訳書が日本の近代化を推し進める上で果たした役割には、われわれ現代人の想像を超えるものがある。なかでも幅広い読者を獲得した文学、伝記、外国語リーダーの翻訳は、西洋に範を置く新たな文化や制度の構築に多大なる貢献をした。その一端を紹介すると、外国語リーダーの翻訳を基にわが国初の『国語読本』が編纂される(明治六年)。あるいは、海軍兵学寮において明治天皇の御前でネルソン提督の伝記が講じられ、日本海軍の強化に向けた基礎づくりが開始される(同八年)。さらには、西洋の詩の翻訳を基にした「新体」の詩が発表される(同十五年)等々、例をあげれば枚挙にいとまがない。このような重要な役割を担った書物でありながら、今日それらの翻訳書を一望できる基本資料がない。われわれは、国会図書館へ行けばすべて見られるだろうと思いがちだが、同館の蔵書は百年にわたって閲覧に供されてきたため表紙や頁の一部を欠いた欠損本が少なくない。江戸期や明治初期のものには本自体見当たらないものもある。こうした欠を補うべく、編者は四十年にわたって基本資料の調査・収集に努めてきた。今回その集大成として編纂したのが本事典である。収録書は合計1000篇(冊数にすると1300冊余)、 木版、石版、銅版の挿絵もふんだんに掲載し、目で楽しめる事典とした。これを機に、日本の近代化に大きく貢献したこれらの文化遺産ともいうべき翻訳書に、一人でも多くの方々に関心を寄せていただければ、編者としてこれ以上の喜びはない。
シェークスピア・ナポレオン・ガリバー・グラント・ベルヌ。
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