象徴主義と世紀末芸術 本書において、著者は、サンボリスムを、孤立した現象としてではなく、中世晩期―マニエリスム―ロマン派―サンボリズム―現代芸術という、アリアドネの糸の重大として総体的関連のうちにながめ、逆にサンボリスムを手掛かりに著者ハンス・H・ホーフシュテッターは、さきに同じ訳者によって訳出された「迷宮としての世界」の硯学G・R・ホッケの弟子であり、本書はこのマニエリスム研究と照応し相補う位置において労作である。
Symbolismus und die Kunst der Jahrhundertwende
ハンス・H.ホーフシュテッター 著 ; 種村季弘 訳、美術出版社、1987.5
380p 図版30枚 21cm
4568201195
Symbolismus und die Kunst der Jahrhundertwende
ハンス・H.ホーフシュテッター 著 ; 種村季弘 訳、美術出版社、1981.7
380p 図版30枚 22cm
4568201195