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丸尾長顕(まるお ちょうけん)■(1901年-1986年)作家、演出家。1928年「芦屋夫人」が「週刊朝日」の懸賞に入選、モダニスムの代表作といわれる。宝塚少女歌劇団の文芸部に所属し「歌劇」の編集長も務めた。1951年、小林一三に請われて日劇ミュージックホール・プロデューサーとなり、メリー松原、伊吹マリ、ジプシー・ローズ等の洗練されたヌードショーを披露、同ホールの黄金時代を築き上げた。1956年、日劇ミュージックホールに出演していた深沢七郎が書いた「楢山節考」を読み、中央公論新人賞に応募するように勧めた。「楢山節考」は第1回受賞作に選ばれた。5人の女性と結婚した艶福家で、自称“年齢廃止連盟”会長の万年青年だった