法政大学沖縄文化研究所編、法政大学沖縄文化研究所、2004/8、705頁、A5判
函少汚れ 「中村哲歌集」、本人の論考が三編(「琉球王国形成の思想―政治思想史の一齣として」、「久米島の政治起源―制服国家論の一検討として」、「武装なき国家の前途」)、座談会記録「沖縄研究の課題」(本人のほかにヨーゼフ・クライナー、住谷一彦・外間守善が参加)、「中村哲先生著作目録」、飯田泰三「中村哲先生の略歴」、17人の追悼文(新崎盛暉・翁長孝枝・増島宏・山本弘文・一泉知永・安岡昭男・東喜望・武者英二・我部政男・梅木哲人・仲程昌徳・翁長助裕・島村幸一・永瀬克己・細田亜津子・吉成直樹・安江孝司)、追悼論文として以下の10編:飯田泰三「『アジアの中の日本学』構築の戦略的拠点としての琉球学―そのために必要ないくつかの視角」、我部政男「沖縄の記憶と意識」、梅木哲人「薩摩藩・奄美・琉球に於ける近世初頭の新田開発―石高制圏の形成」、東喜望「琉球列島・東南アジアの穀倉と風葬墓に関する民俗誌」、仲程昌徳「台湾・南洋群島・比律賓―『大東亜戦争』期の著作物をめぐって」、安江孝司「アジア絣文化圏の形成と琉球・沖縄絣の文化的境位―『絣の起源・伝播・受容・熟成』論的検討のための序章」、吉成直樹・福寛美「『おもろさうし』の幾何学―首里、今帰仁、そして玉城」、宮平真弥「中村哲先生の植民地法研究について」、木津祐子「赤木文庫版『官話問答便語』校」、比嘉実「詩集との対話 地球、生命、日本語のいまを考える―茨木のり子著 詩集『倚りかからず』を読む」