トム・ニコルズ [著] ; 高里ひろ訳、みすず書房、2,020年3月、284, xvip、20cm
5刷 カバー 帯付 カバーヤケ無し 帯ヤケ無し 帯背上部角極少キレ(2㎜) 本体三方ヤケ無し 線引き無し 書き込み無し 保存状態良好の美本です。
『専門知は、もういらないのか:無知礼賛と民主主義』(トム・ニコルズ著、高里ひろ訳)は、インターネットの普及により誰もが容易に情報を得られる現代において、専門家や専門知識が軽視され、無知が礼賛される風潮の危険性を警鐘する書籍です。本書が指摘する現代の危機的状況のポイントは以下の通りです。専門知の軽視と「素人」の台頭:インターネットの検索技術により「誰もが何でも知っている」という錯覚が生まれ、専門家の意見が素人の思いつきや感情と同列に扱われる傾向が強まっています。無知の増長:人は自分の知識を過大評価しがちであり、知識がない人ほど自分を客観視できず、自分の誤りや無知に気づけない構造があります。民主主義の変質:専門知識を尊重することが「エリート主義的」であるとみなされ、事実よりも感情に訴えかけるポピュリズム(大衆迎合)政治の温床となっています。