ジャック・デリダ 述 ; ポール・パットン, テリー・スミス 編 ; 谷徹, 亀井大輔 訳、岩波書店・・・
1刷 カバー 帯付 カバーヤケ無し 帯ヤケ無し 本体三方ヤケ無し 線引き無し 書き込み無し 保存状態良好の美本です。
この本は、デリダ自身が自らの後期思想の核となる諸概念(脱構築、歓待、赦し、など)について語った記録である。
以上のような広範な概念に言及しているため、ひとつひとつの概念については表面的なことしか語りえていないが、
逆に、それゆえにこそデリダの全体像を「通覧」するには好適なものとなっている。
デリダに興味はあるが、今ひとつよく分からないという読者の「デリダへの入口」として、この本は極めて有用であろう
(見方を変えれば、すでにデリダに馴染んでいる読者にとっては本書は物足りないかもしれないが)。
パロール(語りことば)の記録であるこの本から入り、さらにエクリチュール(書きことば)の記録であるデリダの諸著書へ進んでいくことで、
読者はデリダの世界へと入っていけるであろう。