ロープシン遺稿詩集 本書はニヒリストの赤裸々な告白の書ともいえる。最初は革命家テロリストに特有の懊悩だったものが、最後には普遍的な人間そのものの不条理性に達している。これらの詩を書きつけるとき、サヴィンコフにこれを公表する意図があったのかどうか。詩が無題だったということが、外からのさまざまな解釈を呼びこむ。
本居宣長全集 4 紫文要領・源氏物語年紀考・源氏物語玉の小櫛 他
本居宣長全集 5 てにをは紐鏡・詞の玉緒・漢字三音考・玉あられ 他
文芸戦線 復刻版 大正13年6月創刊号~昭和3年5月号全45冊別冊解説付き